• 愛知県 名古屋市
    ・茶柱が立つと縁起がよい
    ・お茶の子さいさい
    ・朝茶は福が増す
    ・鬼も十八、番茶も出花
    ・お茶を濁す
    ・・・・・・・・・・・
    「茶」に関することわざや言葉は、数多く残っているのですが。
    「お香」に関することわざや言葉は、現代ではほとんど耳にすること
    がないようです。


    三宅久之氏がテレビで、
    『沈香も焚かず屁もひらず』という言葉を使われたことを知った時。
    「あ〜なんか知っている言葉のような〜」と思ったのですが、
    どこで聞いたのか・・・。何かで読んだのか・・・。



    思い出せずに忘れてしまっていたのですが、
    桂米朝師匠の「百年目」にでてきました。
    初めて聞いたのは、20年ほど前だったように思います。
    米朝さんの<旦那>が素敵だった!


    「百年目」
    お店では四角四面のお堅い番頭。奉公人に小言を言ってばかり言っています。
    裏ではまるで別人。
    お大尽遊びを楽しんでいる姿を、たまたま旦那に見られてしまいます。
    慌てて店に帰った番頭、部屋にこもってしまします。
    旦那に見られたのだから、もうおしまいだ。逃げ出そうか。
    いやいや。旦那は許してくれるかもしれない。様子を見ようか。
    まんじりともせず夜があけて翌日。
    番頭は旦那に呼び出されます。
    そこからの旦那の話が、とてもいい。
    貫禄があり、懐が深く、愛情深い 
    大店の旦那に、うっとりします。
    ネットでも見れるので、ご興味がある方は是非ご覧くださいませ。


    この話の中で、番頭のスケールの大きい遊びを褒める場面があります。
    『沈香も焚かず屁もこかず』(特にいいとこも悪いとこもない。平々凡々。)
    というようなお人だと、大きなことができない。
    遊ぶ時は相手に負けないようお金を使わないとあかん。
    そのくらいでないと大きな商いもできない。と。





    「沈香」と言っても、ご存じの方は少数派だと思います。
    私も「沈香はお香の一種なんだろう」というくらいの知識しかなかったです。
    『沈すなわち香、香すなわち沈』という言葉ができたほど、
    お香の中でも「沈香」は特別なお香とされています。






    香楽さんで購入した「沈香コレクション」




    インスタ映えしないですね〜。インスタしていませんが。

    「百年目」の旦那さん

    『沈香も焚かず屁もこかず』という言葉だけを使っただけかもしれませんが。

    もしかしたら、沈香を使ってはったのかも。

    どんな沈香が、お好みやったんやろう。

    どんな時に、沈香を聞いていたんかな。

    いろいろと想像しながら、

    さまざまな「沈香」を聞くというのも楽しいものです。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です